After Effectsでアンカーポイントを移動させるにはどうしたらいい?
After Effects の使い方でキーになってくるのが、
アンカーポイント
です、じつは。

アンカーポイントとは、
オブジェクトのプロパティを変化させるときに基準となる点
のことで、回転・拡大縮小の中心になるのです。
このアンカーポイントがずれていると、思い通りのアニメーションができなくてむしゃくしゃする時もあるでしょう。
今日はこのアンカーポイントを移動させる方法をマスターしていこうではありませんか。
After Effectsにおけるアンカーポイントの移動方法
アンカーポイントを移動させたいときは次のステップを踏んでみてください。
アンカーポイントツールを起動
アンカーポイントの移動方法にはいくつかあるんですが、一番わかりやすいのが
アンカーポイントツールを使う方法
です。
「アンカーポイントツール」はこちらの奇妙な形状の正方形のマーク。

クリックすると使えるようになりますね。
また、キーボードの「Y」を押しすと、アンカーポイントツールに一時的に切り替えられます。
ドラッグ&ドロップで移動させる
アンカーポイントツールを起動したら、アンカーポイントをドラッグして移動させましょう。

細かく移動したい時は拡大ツールでアンカーポイント付近を拡大すると、より細かく動けるようになります。
ミリ単位で細かく動かしたい場合、アンカーポイントのプロパティを数値で編集したほうがいいですね。
レイヤーを選択した状態でキーボードの「A」を押すことで、アンカーポイントのプロパティが表示されます。
こちらの数字をいじれば超細かくアンカーポイントの位置を変更できますよ。
イラレ素材の場合はレイヤーウィンドウでいじれる
イラレ素材のアンカーポイントの編集・移動は「レイヤーウィンドウ」でもOK。
レイヤーをダブルクリックすると、レイヤーウィンドウが出てきます。
その状態でアンカーポイントをドラッグして好きな位置に移動させてみてください。
ただし、これができるのはイラレ素材に限ります。
After Effects 上で作成したシャイプレイヤーなどはこの方法は使えないので注意してくださいね。
「アンカーポイントを移動させるのが毎回面倒すぎる!!」
と怒り狂ってる方は「アンカーポイントを一瞬で移動させる方法」がオススメですよ。
それでは!
Ken
動画制作ノウハウを発信します。
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