After Effectsフラクタルノイズの使い方【色変更・ループ対応】




After Effectsのフラクタルノイズって何者?

After Effectsにはいろんなエフェクトがデフォルトで備わっていますね。

今回紹介するのは

フラクタルノイズ

です。

 

「フラクタルノイズ」は「fractal」な「noise」ですが、フラクタル(fractal)とはどういう意味なのでしょうか?

こちらのWikipediaのページによると次の定義になっています。

フラクタルの特徴は直感的には理解できるものの、数学的に厳密に定義するのは非常に難しい。マンデルブロはフラクタルを「ハウスドルフ次元が位相次元を厳密に上回るような集合」と定義した。完全に自己相似なフラクタルにおいては、ハウスドルフ次元はミンコフスキー次元(英語版)と等しくなる。

フラクタルを定義する際の問題には次のようなものがある。

「不規則すぎること」に正確な意味が存在しない。
「次元」の定義が唯一でない。
物体が自己相似である方法がいくつも存在する。
全てのフラクタルが再帰的に定義されるとは限らない。

うん、全く意味がわかりませんね。

唯一しっくりきたのは

不規則なことに正確な意味がない

という説明。

言葉で表すのは難しいので、実際にフラクタルノイズのアニメーションをお見せしましょう。
Image from Gyazo
おっしゃる通り「不規則なことに正確な意味はなさそう」です。

僕が読んでいる『はじめよう!作りながら楽しく覚えるAfter Effects』では、このノイズを「霧」と表現していましたが、僕からすると正直「霧」には見えません。

なんというか、

不規則すぎてキモい

ウイルスにも見えるし、プランクトンにも見えてきます。

どこか動きに生命を感じるのがこのエフェクトの特徴であります。

 

After Effectsフラクタルノイズの使い方

使い方はいたって簡単です。

 

適当に平面を設置

まずはコンポジションに適当な平面レイヤーを追加。

Macならばcommand + Y、Windowsならばcontrol + Yですね。

ショートカットキーに頼りたくないなら「レイヤー>新規>平面」と進んでみましょう。

Image from Gyazo

平面の色はぶっちゃけ何でも構いません。

 

フラクタルノイズを適用

「エフェクト&プリセット」ウィンドウから、

フラクタルノイズ

と検索。
Image from Gyazo
そして、フラクタルノイズと思わしきを発見したら、そいつをドラッグ&ドロップ。

さっき作った平面レイヤーにペーストしましょう。
Image from Gyazo
すると、キモイノイズが平面に追加できたんじゃないですかね。

 

展開でキーフレームを打つ

しかしながら、このままではノイズが動きません。

「エフェクトコントロールパネル」のプロパティから「展開」でアニメーションを作成する必要があります。

試しに、「展開」プロパティをいじってみると、ノイズが動きますね。
Image from Gyazo
つまり、「展開」でキーフレームを打ってアニメーション作れば、ノイズが動くアニメーションを作れるわけです。

 

まず0秒で展開のプロパティで時計マークをクリック。

そして、適当に4秒ぐらいにインジケーターを進めて、展開のプロパティを「5x」にしてみます。
Image from Gyazo
この展開の値は何でも構いません。

大きいほど動きの速いアニメーションになるでしょう。

という感じで、キーフレームを打つだけで、うにゃうにゃ動くキモアニメーションができましたね。
Image from Gyazo

フラクタルノイズには色々なプロパティーがある

「展開」以外にもこのフラクタルノイズには様々なプロパティが用意されています。

after effects フラクタルノイズ

こちらのAdobe公式ページによると、次のようにプロパティが説明されています。

プロパティ名 意味
フラクタルの種類 フラクタルノイズは、ノイズレイヤーごとに、乱数のグリッドを生成することにより作成されます。ノイズレイヤーの数は「複雑度」で指定します。この設定で、このグリッドの種類を決めます。
ノイズの種類 ノイズのグリッドの乱数を補間する方法。
反転 ノイズを反転します。黒い領域は白になり、白い領域は黒になります。
コントラスト 初期設定値は 100%です。値を大きくすると、ノイズ中で白黒のはっきりした領域が増し、ディテールが荒くなります。値を小さくすると、グレー領域が増し、ノイズが軽減されます。
オーバーフロー オプションのいずれかを使用して、0 ~ 1.0 の範囲外のカラー値をマップし直します。
複雑度 フラクタルノイズを作成するために、「サブ設定」に従って合成するノイズレイヤーの数。この数を大きくすると、奥行きが深く見え、微細な部分まではっきり描かれます。
サブ設定 ラクタルノイズは、ノイズのレイヤーを合成することによって生成されます。「サブ設定」で、レイヤーをどのように合成するかと、レイヤーごとにプロパティをどのようにずらせていくかを決めます。レイヤーを順々にスケールダウンしていくと、細部がきれいに見えます。
展開 一回りするたびにイメージが変化し続ける進行性の循環。これは、360°ごとにダイアル上の同じ設定が繰り返される通常の循環とは異なります。
透明度 ノイズの不透明度。
描写モード フラクタルノイズと元のイメージの合成操作

初心者でも楽しめるのが1つ目の「フラクタルの種類」。

色々と用意されていて、ノイズの形、というかノイズの種類を変更できます。

例えば、にじみ、渦巻きを使うと水っぽいキモアニメーションを作れます。

Image from Gyazo

 

 

フラクタルノイズの色を変えたい時は??

さて、先ほどのプロパティには「色」の項目がありませんでした。

ノイズに色をつけたいときは一工夫必要ですね。

 

描写モードから通常から「乗算」に変更するといいでしょう。
Image from Gyazo
すると、下に敷いた「平面の色」が透け、あたかもノイズに色のついた表現ができますね。
Image from Gyazo

フラクタルノイズをループしたい時は??

また、キモノイズを「ループ再生」したい方もいるでしょう。

キーフレームをうちまくったり、レイヤーを繋ぎまくったりする荒技もありますが、正直、イケテナイです。

そんな時は、

After Effectsのエクスプレッションを使うといいですよ。

レイヤーを選択した状態で「U」を押すと、キーフレームをうったプロパティが出てきます。
Image from Gyazo
例えば、展開のアニメーションをつけた平面なら「展開」のプロパティが表示されます。

 

Macならばoptionキー、Windowsならaltキーをおしながら時計マークをクリック。

すると、タイムラインにエクスプレッションのウインドウが出てきます。
Image from Gyazo
あらかじめ入っていたものを消して、次の表記をしてみてください。

これならアニメーションがリピート再生されるでしょう。
Image from Gyazo

ぜひ試してみてくださいね〜

 

【参考文献】

 

 



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