After Effectsで作成した動画をGIF アニメーションで書き出したい!
モーショングラフィックソフトの After Effects。
このソフトでは色々な形式で動画ファイルを書き出せるんですが、ちょっとやってみたくなるのが、
GIFアニメーションのファイルで書き出す
ことです。
調べてみたところ、次の神記事の遭遇。
After Effects では直接 GIF の形式では書き出しできないものの、Photoshopを経由すれば GIF で書き出しできることがわかりました。
After Effects で作成した動画を GIF アニメーションで書き出しする方法
今日はその方法をまとめておきますね。
準備編:ファイルサイズは小さくする
まずは書き出す前に知っておきたいのが
- コンポジションのサイズ
- コンポジションのデュレーション
はなるべく小さく設定しておいたほうがいいです。
なぜなら、AEで書き出したファイルを Photoshop で読み込む際に、容量が小さければ小さいほど早く読み込めるからです。
結果的に、GIFへの変換も速くなります。
僕はコンポジション設定で
「300〜500ピクセルぐらいの横幅」のコンポジションを作成するがいいと思いますよ。

デュレーションはまあ、5秒あれば十分じゃないっすかね。
Step1. QuickTime 形式で書き出す
After Effectsではダイレクトに GIF 形式でアニメーションで書き出せないので、まずは
QuickTime
で書き出します。
ファイル > 書き出し > Adobe Media Encoderキューに追加
と進んで、メディアエンコーダーを立ち上げて書き出します。

ファイル形式から QuickTime を選びましょう。

プリセットは適当に
NTSC DV ワイドスクリーン
に設定。

保存場所を「出力ファイル」で指定します。

設定したら再生マークを押してレンダリングを開始しましょ〜
Step2. Photoshop で読み込む
QuickTime 形式の動画は「MOV」という拡張子になっています。

今度はそいつを Photoshop で開きましょう。

Step3. Web用に保存
Photoshopで開いたらWeb用に保存をします。ショートカットキーはMacならcommand + option + Shiftですね。

そこで形式を GIF に設定してやればいいのです。
これでアフターエフェクトを使って GIF 形式のアニメを書き出せました。

AEで書き出したGIF アニメーションをループさせるには??
しかしながら、このままだとループをしない GIF のアニメーションになってしまいます。
デュレーションの長さ(この場合は5秒)に達すると、アニメーションが止まってしまいますね。

何か味気ない感じになりますので、
無限にループする GIF アニメーション
を作りたいところです。
そういう時は先ほど出てきたStep3の「Web 用に保存」で右下の
ループオプションを「無限」に設定しておくといいでしょう。

すると、無限ループで動き続ける GIFアニメーションを作れますよ。

この技を使えばをWordPress の記事内に挿入できるようにAE動画を挿入できるようになるのでよかったら試してみてください。
それでは!
Ken
動画制作ノウハウを発信します。
コメントを残す