After Effectsでオブジェクトを回転させたいんだけど!
After Effects をいじっているとたまに、
オブジェクトを回転させたい
という時がありますよね。
そんな回転タスクもバッチコイ。
After Effectsでは簡単にオブジェクトを回転させられるのです。
After Effectsでオブジェクトを回転させる方法
まずは回転の基本からですね。
今回は例として、星のキャラクターを2秒かけて870度、時計回りに回転させていきますよ〜

レイヤーを選択
回転させたいレイヤーを選択します。
ショートカットキーR
レイヤーを選択した状態で、ショートカットキー「R」を押すと、回転のプロパティが出てくると思います。
なぜRなのかと言うと、もちろんそれはRotation(回転)のR。Englishです。
ショートカットキーを忘れそうになったら英単語を思い出しましょう。
キーフレームを打つ
その状態で開始のキーフレームを打ちます。
回転プロパティの「時計マーク」をクリックすればいいですね。
インジケーターを移動する
回転を終了したい時間軸にインジケーターを移動させましょう。
ショートカットキーは command +矢印の横(←→)です。
回転数をいじる
最後にどれくらい回転させるのか、というゴールの回転数を設定します。

After Effects では回転数を
回転数+度数
と、表しています。

例えば、
2x +150
だったら、2回転と150°ということになります。角度でいうと、
360×2 + 150
=870°
回転させることになりますね。
あとは符号にも注意。
プラス回転の場合は、時計回りの回転方向になります。
逆に、マイナス回転を与えてやると、反時計回りに回転しますよ。

回転の中心はどこになる?
しかしながら、狙ったようにオブジェクトが回転してくれない時もあるでしょう。
その原因としては、
回転の中心軸がずれてしまっている
ことが挙げられます。
After Effects の回転では「アンカーポイント」と呼ばれる点を中心に回転するようになっています。
オブジェクトをクリックしてやると、このような点が出てくると思うのですが、こいつが何を隠そうアンカーポイント。
このアンカーポイントを移動させ、自分が望むような回転を表現してやりましょう。
例えば、星のオブジェクトにこのようなアンカーポイントを設置してあると、このように回転してしまいます。
ブンブン、って感じ。
一方、真ん中にアンカーポイントを設置してあれば手裏剣のように回転することになります。
「えっ、アンカーポイントの動かし方わからん!」
という方は「After Effectsのアンカーポイントの動かし方」を読んでみてくださいね。
3 D 立体のオブジェクトの回転はどうなのか?
あと気になってくるのが3 D オブジェクトを回転させる場合ですね。
After Effects では「3Dモード」をオンにしてやると、3Dのオブジェクトとして扱えます。
レイヤーの右側にある「キューブマーク」をオンにしてみましょう。

実はこの3Dモードをオンにした瞬間に、回転の方向が3方向に分かれます。
- x 軸
- y軸
- z軸
の3種類ですね。
3Dモードだとこの3つの回転を操作していくことになりますね。
X軸、Y軸、Z軸それぞれを中心とした回転を表現できるのです。
回転数の設定方法は2D と同じですので、さっきのことを復習してみてくださいね。
それでは!
Ken
動画制作ノウハウを発信します。
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