動画にBGMをつける際、無料の「YouTubeオーディオライブラリー」を活用していたのですが、なんせ、被る被る。
加えて、時にはイメージ通りの曲が見つからず、十分に満足する効果は得られませんでした。
そこで活用し始めたのが
Audiostock
です。
Audiostockは日本最大級の音素材サービス。
現在70万点以上の作品がプールされていて、毎月およそ15,000の新曲が追加されています。
このサービスは
- 単品購入
- 定額サービス
の2つの利用方法があります。
単品購入は曲ごとに1曲ずつ購入する方法。
定額サービスにはこれまた3種類ございます。
それぞれ月額料金と商用利用の範囲、そして利用できる楽曲数に差があるのです。
プラン名 | 月額料金(税込) | 対象 | 商用利用 | 楽曲数 |
---|---|---|---|---|
動画配信者プラン | ¥550 | 個人 | YouTube、InstagramといったSNS配信に限る | 30万点 |
スタンダードプラン | ¥2,200 | 個人 | 映画、ゲームでも利用可 | 70万点 |
エンタープライズプラン | ¥22,000 | 企業・チーム | 映画、ゲームでも利用可 | 70万点 |
お好みのプランを選んでみてください。
動画のBGMにAudiostockを6ヶ月使ってみた感想
さて、わたしは定額サービス(スタンダード)を6ヶ月使い倒しさせてもらいましたので、その感想を赤裸々にまとめておきます。
曲を探しやすい
なんと言っても、これ。
Audiostockの最大の特徴は、イメージに寄り添った楽曲を探しやすいところです。
なぜなら、日本人による日本人のための楽曲だからです。
つまりは、日本語でのイメージ検索が発達しているのです。

イメージの言葉を適当に検索窓に入れ、Enterを発動するだけで楽曲がずらっと出てきます。
例えば、
- 爽やか
- 明るい
- ノリノリ
- しっとり
- 落ち着きのある
- ドキドキ
といった日本人にしか通じない「形容詞」「副詞」に合った曲を捜索できます。
しかも、言葉のイメージ通りの曲が出てきてしまうのがAudiostockのすごいところなんです。
曲を選びやすい
曲を選びやすい特徴も持っています。
曲一覧で再生マークをクリックすると、すぐにサンプルを再生できます。
あくまでもサンプルなので「オーディオストーク〜」という透かし入りですが、最初から最後まで聴けます。
そして、再生箇所が青でハイライトされるので、どこまで聞いたか可視化されるのです。

つまり「長く聞くほど興味を持った曲」に目印をつけられるので、お気に入りの曲を選びやすい、というわけ。
ダウンロード形式はWAVとMP3に対応
ほぼ全ての楽曲は
- WAV
- MP3
のファイル形式に対応しています。

できれば音質が落ちない非圧縮のWAVでダウンロードしたいところです。
中には「MP3のみ」もありますが、感覚値99パーセントの曲は「WAV」「MP3」の両方に対応しています。
お好きな形式でダウンロードできるでしょう。
YouTube安心機能
Audiostockは著作権フリーとはいえ、です。
YouTubeで同じ曲を使っている方がいたら「著作権侵害」のアラートが出るかもしれません。
もちろん、Audiostockは「著作権フリー」を認めているわけですから、アラート解除申請を出せばアラートは解除されます。
ただ、ありがたいことに、そのアラートを事前に回避できる機能がございます。
それは「YouTube安心」です。
「YouTube安心」つきの楽曲ならば、著作権侵害のアラートがYouTubeアップロード後に出る恐れはありません。
結果的に、アラート解除の手間が省けるメリットがあります。

BGMだけじゃない
素材のバリエーションが豊富な点も見逃せません。
BGMだけではなく、
- 効果音
- ボイス(短いセリフ)
- 歌(歌詞入り)
まで対応しています。

幅広い用途
楽曲は著作権フリーになので、様々なケースで利用できます。
ダウンロードし放題プラン(個人)の場合、
- YouTube
- SNS
- オンライン
- Web広告
- イベント
で活用できます。
ただし、それ以上の権利である
- 放送(テレビ、ラジオ番組)
- ゲーム
- アプリ
のような「ガチの商用利用」は許されていません。
そういった場合、楽曲を単品購入するか、定額プロプラン(月額22,000円)に切り替えるしかありません。
ただ、個人でYouTubeに動画をアップロードする、広告収入を稼ぐ、だけならば、個人の使い放題プランで十分です。
しかも、それ以上の行為は禁止されているわけではなく、金を積めば許してもらえます。
類似作品を紹介してくれる
Audiostockの曲の探しやさは、日本語の検索キーワード対応だけではありません。
類似作品のレコメンド機能が発達している点にもあります。
曲のサンプルを聞いて「あれ、違うなー」と思ったら、それに似ている曲を紹介してもらえます。
今度はその類似サンプルを聞いて深掘りすればいいのです。

類似作品を芋づる式に試聴できるのがAudiostockの良きところでもあります。
音で検索できる
言葉ではなく、音それ自体でも検索できます。

つまり、曲それ自体を検索にかけられるのです。
検索方法は2通りございまして、
- 音をアップロードする
- YouTubeのURLを指定する
です。これならば、雰囲気にあったキーワードが思い浮かばなくても大丈夫。
イメージの曲さえ分かれば、その曲に似た曲をAudiostockが自動で検索してくれるんですから。
以上です。
整理してみると、
Audiostockは日本人が使いやすい音素材サービスである
といえそうです。
日本語でイメージ検索できることはもちろん、類似作品も紹介してくれるし、なんと、音それ自体を検索にかけられます。
これまで無料のBGMサービスで粘ってきた方にはAudiostockがおすすめですね。
BGMのクオリティを上げると、動画のクオリティも上がった、と実感するはずです。
Audiostockに興味がある方は下記のリンクから登録すると割引を受けられますよ。
動画配信者プランなら1,100円割引、スタンダードならば3,300円割引で利用できます。
ぜひご活用くださいませ。
それでは!
Ken
動画制作ノウハウを発信します。
結構YouTube用の音源を探すと英語表記(翻訳機能はありますが日本人特有の感覚はつかめない)なので、こちらを知りよかったです、初めに定額にするかは悩みどころですが、検索しても見つからなかったイメージを見つけたのでよかったです、ありがとうございました(^^)
いえいえ!記事にしてよかったです!