先日、2013年モデルの「iPad 2」から、

2020年モデルの「iPad Pro 12.9インチ」にグレードアップしました。

すべてが進化していたんですが、やはりありがたかったのは、
カメラの性能です。
2020年のiPad Proのカメラは
4Kビデオ撮影(広角:24fps、30fpsまたは60fps、超広角:60fps)
に対応しています。

スマートフォンよりも高性能で、今後はiPad Proを動画撮影機材として活用していきます。
すると気になるのが、
iPad Proの「内蔵マイク」の位置です。
動画撮影で音は割と重要。
音質が低いと不快な動画に仕上がりますからね。
外付けマイクなしでも録画すると音声が収録されるので、iPad Proの「どこかしらに」マイクが内蔵されているはず。
試しに仕様書をみると、次のように書いてありました。
通話、ビデオ撮影、オーディオ録音のための5つのスタジオ品質マイクロフォン
とどのつまり、
5つマイクが内蔵されている、と。
ご親切に図で説明してくれていました。

https://www.apple.com/jp/ipad-pro/specs/より
まず1つがカメラの下、

左サイドに1つ、

残りの3つは上サイドのスピーカーに挟まれた位置にあります。

すごいです。
まさか、5つもマイクが内蔵されてるとは思いませんでしたよ。
ただ、どんなマイクなのかは、詳細に書いておらず、
スタジオ品質
しかわかりませんけどね。
- MacBook Proと同じく全方位性のマイクなのか?
- それとも単一性指向性のマイクなのか?
がよくわかりません。
iPad Proの内蔵マイクで最強なのはどれ?
ここで浮上してくるのが、
どのマイクで音を拾ったらいいかわからない問題です。
5か所もマイクがあると、どのマイクに喋ったらいいかわかりません。
そこで今日は、どのマイクが声を聞き取りやすいか検証してみました。
それぞれのマイクの位置に口を近づけて語りかけてみたのです。
検証の結果、やはりと言っていいのか、
「上サイドの3マイク」が最もクリアに録音できました。
マイクが3つあるだけあって、
- 声のクリアさ
- 収録の音量
が圧倒的。
残りの
- 左サイドマイク
- カメラ下のマイク
にも話しかけてみました。
悪くはありませんが、やはり上サイドの3マイクに比べると、音質・音量で劣ります。
それでは、「左サイドマイク」「カメラマイク」のどっちが良かったか比べてみたところ、
若干、カメラマイクが良いかな、と思う程度。
それほど大差はありません。
ただ、カメラマイクの音は「単一指向性のコンデンサーマイク」で収録した音声に近いものがあります。
なんというか、雑音がカットされ、声をピュアに録音できているのでしょうか。
もしかしたらカメラ下のマイクは「コンデンサーマイク」かもしれません。
結論、
動画撮影する時は上サイドに話しかけるといいでしょう。
音量・音質ともに良い動画を収録できること間違いなしです。
ただ、iPad Proは「カメラ」と「マイク」が1つのデバイスに収まっています。
カメラの向きによっては、上サイドに喋りづらい時があるかもしれません。
本格的にiPad Proで動画撮影するならば外付けマイクを導入しましょう。
それでは!
Ken

動画制作を学び、アウトプットします。
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