Premiereでもアニメーションを作成できるってほんと?
先日、Premiereで「MacBook Proの内蔵カメラはどこにあるのか?」を作ってみました。
その際に、
PremiereでもAfter Effectsのようにアニメーションを作れる
という「衝撃の事実」が判明しました。
Premiereでアニメーションを作る方法はAfter Effectsとだいたい同じ。
キーフレームを打ってアニメーションを作れるではありませんか。
After Effectsほど設定項目は多くありませんが、
- 回転
- スケール
- 透明度
- 位置
など基本的なプロパティは揃っています。
これらの項目を時間で変化させられるのですね。
Premiereでアニメーションを作成する方法
今日はその「Premiereでアニメーションを作成する方法」を紹介します。
クリップを選択状態にする
まずは動かしたいクリップをシーケンス上に配置。
そして、「選択ツール」でクリックしてみてください。
すると、クリップが選択状態になり、枠の色が変化するでしょう。
エフェクトコントロールパネルを開く
エフェクトコントロールパネルを開きます。
見当たらならければウィンドウから「エフェクトコントロールパネル」を選択。
このパネルには、選択クリップの「スペック」が表示されています。
位置、スケール、回転などですね。

この値をいじると、プロパティが変化し、プレビュー画面の様子が変化します。
ここでキーフレームを打てば、アニメーションを作れるのです。
キーフレームを打つ
変化させたいプロパティの「時計マーク」をクリック。
今回は「ロゴ」を中央から右に移動させるアニメーションを作ってみます。
「位置」の時計マークをクリック。
インジケーターを進める
次はインジケーターで「時」を進めます。
アニメーションで最後にどうなってもらいたいか、という「ゴールの時間」に合わせるのです。
例えば、
アイコンを2秒で中央から右に動かすアニメ
を作るなら、インジケーターを2秒後に移動します。
インジケーターの移動方法は2通り。
エフェクトコントロールパネルのインジケーターを移動させてもいいですし、
シーケンス上のインジケーターを動かしてもいいのです。
両者は連動しているので、どちらのインジケーターでもいいですよ。
プロパティを変化させる
さて、時間をゴールまで設定しましたね?
あとはプロパティを変化させるだけです。
例えば、
アイコンを中央から右に移動させるアニメーション
だったら、インジケーターを進めてプロパティの「位置情報」を変化させます。

プロパティを変化させると、Premiereが自動補完してアニメーションを作ってくれますよ。
イージーズを設定する
アニメーションをつけるならば、イージーズも設定しましょう。
デフォルトのアニメだと「等速補完」で作られるので不自然な動きになります。
なぜなら、自然界には等速運動で動く物体がないからですね。
自然なアニメーショに近づけるために「イージーズ」を設定していくのです。
設定方法は簡単。
キーフレームを選択した状態で、右クリック。

その中から
時間補完
と進み、
- イーズイン
- イーズアウト
のいずれかを選択してみましょう。
等速運動ではないアニメーションを設定でき、より自然な動きを作れます。
いや、なかなかすごいですね、Premiere。
アニメーション製作はAfter Effectsに頼っていましたが、基本的な
- 位置
- スケール
- 透明度
- 回転
などを変化させるアニメならPremiereで作りましょう。
それでは!
Ken
動画制作ノウハウを発信します。
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