Premiere Proでフェードイン・フェードアウトできるショートカットキーがあった
Premiere Proでは、文字、画像、音楽、映像を「フェードイン」「フェードアウト」させたい時ありますよね。
Premiere Proの標準装備のエフェクトを適用すれば、十分にフェードイン・フェードアウトは可能です。
しかしながら、もっと簡単な「ショートカットキーを発動する」という裏技があったのです!
画像、文字、映像のフェードイン・フェードアウト
まずは「画像」や「文字」のフェードイン・フェードアウト。
つまり「ビデオトラック」に配置するクリップですね。
クリップを選択した状態で、Macならば、
command + D
を発動します。

これだけで「クロスディゾルブ」のエフェクトが適用されます。

適用されるのはクリップの両端。
「前半の始まり」と「後半の終わり」にクロスディゾルブが適用され、フェードイン・フェードアウトを一発で適用できるのです。
ただし、複数クリップが結合している場合にご注意ください。
隣にクリップがいるならば、片側しかエフェクトがかからない仕様になっております。
結合クリップには、初めと終わりのクリップで、それぞれショートカットキーを発動しましょう。

素晴らしい、なんて素晴らしいショートカットキーなんだ・・・・!
音楽、声のフェードイン・フェードアウト
続いては音楽や声の「オーディオ要素」ですね。
つまり「オーディオトラック」に配置するクリップです。
この場合、先ほどの「command + D」に「シフト」をつけます。
Macならば、
Shift + command + D
です。

オーディオクリップ選択状態でショートカットキーを発動すると、フェードイン・フェードアウトを一発で付けれます。
エフェクト名は「コンスタントパワー」。

ただし、先程と同様、複数クリップが結合している場合は要注意。
頭とケツで個別にショートカットキーを発動せねばなりません。

フェードイン・フェードアウトの時間調整
デフォルトでは、次の時間でフェードイン・フェードアウトしてきます。
ショートカットキー | エフェクト | 時間長さ |
---|---|---|
command + D | クロスディゾルブ | 30フレーム |
Shift + command + D | コンスタントパワー | 1秒 |
音クリップの「コンスタントパワー」は1秒のエフェクトがかかります。
一方、クロスディゾルブはシーケンスの設定によって時間長さが異なります。
30フレームにエフェクトがかかるので、シーケンスのタイムベースが「30 fps」ならば1秒、「15fps」ならば2秒でフェードイン・アウトします。
エフェクトの時間を調整したいときは、「選択ツール」でエフェクト(金色)にカーソルを合わせ、

金色の長さをドラッグで調整すりゃいいんですね。
ぜひショートカットキーを活用して時短を目指してください。
それでは!
Ken

動画制作を学び、アウトプットします。
コメントを残す