一括調整できる!Premiere Proで音量を統一する方法




 

Premiere Proで編集している動画に、音楽を複数挿入したとします。

そんな時、やっておきたいのが、

音量の統一

です。

大小の音が混在していたら視聴者としてはストレスに感じてしまい、聞きづらいったらありゃしません。

音量が統一されていないことを理由に離脱されたら、もう、悲しいです。

 

Premiere Proで音量を統一する方法

そこでオススメなのが、

Premiere Proで音量のピークをノーマライズする

という技です。

 

オーディオクリップを複数選択する

まずは音量を統一したいオーディオクリップを複数選択。
Image from Gyazo
選択ツールでドラッグすることで選択状態にしてやります。

 

オーディオゲインを開く

その状態で右クリックを発動。

今回は「オーディオゲイン」を開きましょう。Image from Gyazo

すると、

オーディオゲイン

というウインドウが出てくるんじゃないですかね。

 

音量のピークをノーマライズする

さて、音量を統一するコマンドの選択肢は、次の2つ。

  • 最大ピークをノーマライズする
  • すべてのピークをノーマライズする

どちらかにチェックを入れて、音の大きさをデシベル(dB)で入力すれば、複数のオーディオクリップの音量を統一できるでしょう。

Image from Gyazo

 

「最大ピークをノーマライズ」「すべてのピークをノーマライズ」の違い

さて、ここで気になってくるのが、

  • 最大ピークをノーマライズする
  • すべてのピークをノーマライズする

の違いです。

一体全体、この2つの音量調整方法の何が違うんでしょうか?

アドビの公式ページを参照すると、次のように書いてありました。

【最大ピークをノーマライズ】
初期設定値は 0.0 dB です。この値は 0.0 dB 未満の任意の値に設定できます。このオプションで、選択したクリップの最大ピークの振幅を、指定した値に調整します。 

【すべてのピークをノーマライズ】
初期設定値は 0.0 dB です。この値は 0.0 dB 未満の任意の値に設定できます。このノーマライズオプションで、選択したクリップのピークの振幅を、指定した値に調整します。 

日本語だと違いが少し分かりづらいので、翻訳前と思われる英語のヘルプページも参考に。

【Normalize Max Peak to】
The default value is 0.0 dB. Users can set this value to any value below 0.0 dB. It option adjusts the maximum peak amplitude in the selected clips to the user-specified value.

【Normalize All Peaks to】
The default value is 0.0 dB. Users can set this value to anything below 0.0 dB. This normalization option adjusts the peak amplitude in the selected clips to the user-specified value. 

なるほど。

「最大ピークのノーマライズ」は、

音波の最大許容できる振幅の大きさ(dB)を指定できるんですね。

 

 

一方、「すべてのピークをノーマライズ」は、その音の波形の振幅の最大値(dB)を数値で指定できるんです。

 

 

いわば、「音の最大値にふたをする」のが前者の「最大ピークをノーマライズする」。

後者の「すべてのピークをノーマライズ」は、音の波形で一番大きい振幅の値を数値を強制的に指定できる機能です。

つまり、

  • 単に音量にフタをするのか?(最大ピークのノーマライズ)
  • 音の大きさのピークを強制的に統一するのか?(すべてのピークをノーマライズ)

という違いです。

 

さて、ここからわかるのが1つ。それは、

「最大ピークをノーマライズ」にしたら、設定値よりも大きな音は小さく抑えられます。

一方で、設定値よりも小さい音は、ノーマライズの効力が及びません。この様子を図で表すと次のようになります。

ただ「フタをするだけ」なので、そのフタよりも小さい音は何も変化しません。

 

一方、「すべてのピークをノーマライズ」にすると、設定したデシベル数よりも小さな振幅の音であっても、波形の振幅ピークのデシベル数が強制的に設定値まで引き上げられます。

したがって、小さな音であっても、設定したピークまで振幅が変化するんです。同様に、設定値よりも大きな振幅を持つ音波に適用した場合でも、「最大ピークをノーマライズ」と同様の効果を得られます。

このように「小さな音が大きく変わる可能性がある」のが、この「すべてのピークをノーマラライズ」なのです。

したがって、

  • 小さな音の音量も統一したいなら「すべてのピークをノーマラライズ」
  • 大きな音だけ抑えたいなら「最大ピークをノーマライズ」

でいいでしょう。

上述のように両者は若干異なる音量の調整方法なので、うまく使い分けてみてくださいね。

 

それでは!

Ken

 

【参考文献】



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