ある日、α7IIIでそこら辺を撮影していたときのことです。
ファインダーを覗いて写真撮影していたら、眉間にある種の痛みを感じました。
これまで撮影中に痛みを感じることはありませんでしたので、
「あれ、おかしいな・・・・」
と思って、ふと、ファインダーから目を離し、カメラを俯瞰してみると、なんと、
アイピースカップが外れていたのです!

アイピースカップとは、ファインダーと目の接合部のこと。

https://www.sony.jp/ServiceArea/impdf/pdf/47329500M-JP.pdf(19ページ)より
目がカメラに接する部分なので、柔らかい素材でできており、このパーツがあるからこそ、カメラを顔面に押し付けてファインダー撮影しても痛みが生じません。
この「アイピースカップ」というパーツはもちろん、自分でも外せます。
左右に開いて、上にあげると、カメラ本体から外れます。
「アイピースカップを外す」のは、別売りのはアクセサリーをカメラに装着する時、ですね。
例えば、このブログでも紹介した自撮り用ミラーを装着する際もアイピースカップを取り外さねばなりません。
が、しかしですよ?
今回は、何もしていません。ただ、写真撮影をしていただけでアイピースカップが外れてしまっているとは、いったいぜんたいどういう事態でしょうか?
焦るに焦ってカメラバックの底を漁ってもアイピースカップは見当たらず。
直近で歩んできた道のりを再度たどっても見つかりません。
そうです。
おそらく、カメラを取り出した何かの拍子でアイピースカップがポロッと落下したらしいのです。
その際、わたしはあろうことかアイピースカップの落下音に気づかぬまま、道を歩み続け、今に至るわけです。
わたしのアイピースカップは、今も地面の上のどこかに落ちているのかもしれません。
すなわち、わたしはα7IIIのアイピースカップを紛失してしまったのです。
それではα7IIIのアイピースカップを紛失してしまったらどうすればいいのでしょうか。
それはズバリ、
正しい規格のアイピースカップを購入するしかありません。
ここで「正しい規格の」と書いたのは、ソニーのカメラ用のアイピースカップには複数種類があるからです。

油断していると、間違った規格のアイピースカップを購入する恐れもあります。
2021年8月2日現在、ソニーのアイピースカップの種類には
- FDA-EP19
- FDA-EP18
- FDA-EP17
- FDA-EP10
という4種類ございます。
それぞれのアイピースカップは以下のカメラ機種に対応しています。
アイピースカップ名 | 対応機種 |
---|---|
FDA-EP19 | α1, α7SIII |
FDA-EP18 | α99II, α58, α7R III, α7R IV, α9II, α7III |
FDA-EP17 | α6600, α6400, α6500 |
FDA-EP10 | α6100, α6000, α6300, NEX-7 |
こちらの表をもとにご自身のカメラに合うアイピースカップを選んでみてください。
わたしの場合は「α7III」でしたので、アイピースカップの中でも「FDA-EP18」が必要でした。
というか、わたしは何も調べずにビックカメラに参りまして、そこで店員さんに正しい規格を選んでもらったのです。

価格は1000円。
ビッグカメラのポイント292ポイントをフル活用し、708円で購入できましたが、やはり紛失するしないで財布へのダメージが違いますね。
ビックカメラの店員さんに
「これ、なくす人が多いんですかね」
と尋ねてみたところ、やはりそのようです。
その他にも、紫外線の影響でアイピースカップ自体がしわしわになってしまった結果、買い換える猛者もいるようです。
カメラのアイピースカップという部品は実は消耗品だったのです。

「紛失して買い直す」では悔しすぎますので、わたしもアイピースカップを消耗品の一種と捉え、
「シワシワになり始めたから自分の意思で買い換えた」
という別のストーリーで上書きすることにしました。

わたしと同じα7IIIのアイピースカップを紛失された方は、紛失したと思わしき道を再度歩んでみて、カメラバックの中を再確認し、それでもない場合は正しい規格のアイピースカップを購入してみてください。
それでは!
Ken
動画制作ノウハウを発信します。
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