VideoScribeでホワイトボードアニメーションを作っていると、
グラフを挿入したくなる時
ありますよね?
ありがたいことに、VideoScribeにはデフォルトで「グラフ作成機能」が備わっているのです。
VideoScribeでグラフを挿入する方法
今日はその方法を紹介します。
グラフを作成する
右下に「グラフ」マークがありませんか?

テキストコマンドの隣ですね。
こいつをクリックしましょう。

すると、グラフ作成ウインドウ「ADD CHART」が出てくるはず。

ラベル名【Labels】
まずはラベル名から記入です。
これは何かというと、
データ集団の名前ですね。
例えば、国ごとのTOEIC平均点数をグラフにしたい時を考えてみましょう。
その場合「国名」が「ラベル」にあたります
- JAPAN
- CHINA
- KOREA
の3国の平均点数をグラフにしたいならば、「JAPAN」「CHINA」「KOREA」の3単語がラベル名です。

ラベル名は「カンマ(,)」で区切りましょう。
JAPAN, CHINA, KOREA
ただし、ここでの注意点は、
日本語未対応
という点。
「英語で」記述する必要があるんですね。
データの値を記入する【Data Values】
続いては、データの値です。
実際のデータ値を入力します。
入力方法は先程と同じく、
数字を「カンマ」で区切るのです。

例えば、国別のTOEIC平均点数ならば、
940, 920, 900
と記載しますね。
順番は、ラベル名の順番に対応させましょう。
もし、ラベル名を
JAPAN, CHINA, KOREA
という順番で記載したら、
JAPANの点数, CHINAの点数, KOREAの点数
とすると、ラベルとデータの値が一致します。
グラフの種類を選ぶ【Chart Type】
VideoScribeでは3種類から選べます。
- Bar(棒グラフ)
- Pie(円グラフ)
- Line(折れ線グラフ)
棒グラフはこんな感じ、

円グラフはこれ、

折れ線グラフはこんな感じです。

グラフに色を付けるか?
続いてグラフに色をつけるかどうかです。
つけたいならば「Color」へチェック。

色をつけると、艶やかなグラフが誕生するでしょう。

しかしながら、肝心の色は選べません。
一番目のラベルから、自動的に色が勝手に決まるのです。
検証の結果、
「25種類のカラー」が循環すると判明。

ラベルの順番に上から適用されました。
色は個別に選べず、VideoScribe側のセンスに任せるしかありません。
ラベルのフォント【Label Font】
次はラベルの「フォント」ですね。
ここでの注意はやはり、日本語フォント未対応という点。
日本語フォントを追加して選べますが、結局は英数字しか表示できません。
ラベルの表示位置【Label Location】
ラベルをグラフの「どこに」表示するか決めます。
選択肢は次の3つ。
- Inside
- Outside
- None
「Inside」を選べば、グラフの内側にラベル名が表示されます。

「Outside」ならばグラフの外側に表記されます。

もし「ラベルなし」にしたいならば「None」でオッケー。
データの値を見せるか【Show values】
データの値(DATA VALUE)をグラフと一緒に表示させるかどうか。

もし一緒に表示させたいならば、チェックを入れます。
ラベルだけ表示したい場合、チェックを外しましょう。
ちなみにチェックを入れた場合、
ラベル名(データの値)
で表示されます。
例えば「JAPAN」のデータが「880」だったら、
JAPAN(880)
になります。
グラフの枠の太さ【Border Thickness】
グラフを構成する「枠線の太さ」。
細いグラフ(3px)だとこんな感じ、
太いグラフ(15 px)だとこんな感じ。
お好みによって変えちゃってください。
さあ、VideoScribeのグラフ機能を使ってみよう
以上ですね。
グラフ機能を使えば、ドロー表現でグラフをホワイトボード上に表示できるのでそれなりに便利です。
人がグラフを書いているかのようなアニメーションが完成するでしょう。
グラフを挿入する時には使っていきたいところですが、
- 日本語未対応
- 色が決められない
- グラフの種類は3つ
という縛りも同時に付いています。
自分が描きたいグラフがVideoScribeの仕様にジャストフィットした時に活用しましょう。
それでは!
Ken
動画制作ノウハウを発信します。
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