VideoScribeの弱点。
それは「日本語未対応」という点でした。
テキストツールで日本語を入力すると、エラーが出てしまうので、日本人のホワイトボード製作者は
しかありませんでした。

製作元のSPARKLOLがイギリスの会社ということもあって、アルファベットと遠い親戚である日本語が対応するなんて1光年ぐらい先だろう、と高を括っていたのはわたしだけではないはず。
がしかし、です。
なんと、2020年8月27日にリリースされたVideoScribe Version 3.6から
日本語が対応に!!!!!!!!
いや、日本語どうこうという次元ではなく、中国語、韓国語、アラビア語、ラテン語まで対応。
Googleフォントライブラリーから65フォントがVideoScribeに標準装備されるようになったんですね。
VideoScribeで日本語フォントを使う方法
ただし、です。
日本語フォントを追加して、日本語のフォントを選ばないと、テキストツールで日本語を使えません。
フォント追加
まずはプラスマークで日本語対応フォントを追加しましょう。
テキストツールのメニューから「More Fonts」、めぼしいフォントの「プラスマーク」をクリックすればフォントを追加できます。

現時点でVideoScribeで標準装備されている日本語対応のフォントは以下の2つ。
- Mplus 1p
- Sawarabi Mincho

えっ、2つだけ?
と思うかもしれませんが、現状ではこの2つで頑張るしかありません。
ただ「明朝(Sawarabi)」も「ゴシック(Mplus)」も対応しているのが嬉しい点です。
ただ、今回のアップデートで、
新フォントの追加ができなくなりました。
お気に入りの日本語フォントをお持ちでもあっても、VideoScribeでは使えないのが今のところです。
そういう方はそのお気に入りのフォントで書いた日本語をベクター系のソフト(例えばイラストレーター)でトレースして、それをSVG書き出して、VideoScribeに読み込むといいでしょう。
とはいえ、テキストツールで日本語入力できるようになったアップデートは日本人ユーザーにとってかなり大きな変化です!
VideoScribeの日本語テキストツールを使ってみた
さて、実際にVideoScribeの日本語テキストツールを検証してみました(Sawarabi Minchoで検証)。
平仮名も、
カタカナも、

漢字も、
いけますね。
ただし、よーく見ると書き順は正しくない箇所もありますので、ボロが出ないために速いスピードで再生してごまかすのが日本語テキストツールを使うコツかもしれませんね。
「VideoScribeは日本語未対応だから」という理由でホワイトボード制作を諦めてきた方も、このアップデートによりVideoScribeデビューしない理由はなくなりました。今が、チャンスです。
ぜひこれを機会にホワイトボードアニメーションに挑戦してみてください。
それでは!
Ken

動画制作を学び、アウトプットします。
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