最大50m離れて録音できる!ワイヤレスマイクWE10 PROを使ってみたレビュー




 

これまで「カメラのレンズから離れる」という目的で、パソコンで使えるピンマイクを活用してきました。

しかし、やはり、ワイヤーがあるためなの、ケーブル長以上の距離を置けません。

わたしが購入した「FIFINE K053」でいえば、ワイヤー長さは1.5 mでしたので、それ以上は録音デバイス(PC)と離れられないのが現状でした。

 

そこで試させてもらったのが、

WE10 PRO」というワイヤレスマイクシステムです。

 

こちらはワイヤレスマイクシステムで「受信機」と「送信機」の2パーツから構成されます。

WE10には「PRO」が付くものと付かないものがあるんですが、PROがつくのは受信機が2台付属されているタイプです。

それ以外は、PROがつかないタイプと一緒。

 

このワイヤレスマイクロシステムは2.4 GHzの電波を利用しています。

こちらはWi-Fiでも利用される周波数帯で、阻害されにくいことが特徴です。

この2.4GHzの電波で送信機と受信機を通信させるのです。

 

使い方は簡単。

送信機を録音デバイスに接続するか、もしくは受信機にSDカードを挿入し、録音を開始します。

実際にマイクが付いているのは受信機。

受信機本体の上部には全方位性マイクが備わっています。

そして、このマイクを使わず、セットに付属されているピンマイクを受信機に接続して利用するのも1つの手です。

こうすれば、ピンマイクで音を拾えるのです。

なんと、驚くべきことに、送信機と受信機は最大50mまで離れられます。

しかもWE10 PROの場合は、受信機が2つ付属されていますので、2種類の音声を同時に拾い、1つの音声ファイルで出力することも可能なのです。

 

送信機と受信機が最大50m離れられる、ということはつまりですよ?

送信機の半径50メートル以内に受信機を別々の地点に設置して録音することも可能ですし、

受信機と送信機を保持したものが、50メートル離れた人の声まで同時に拾えることもできなくはありません。

このように、無線で通信できるワイヤレスマイクなので、有線のマイクでは成し遂げられないほどダイナミックな録音が実現します。

 

加えて、WE10 PROにはウインドシールドが付いています。

全方位性のマイクをふわふわのウインドシールドで覆って吹かれ音を防げますし、

ピンマイクにもミニ風防がついています。

 

送信機には

  • ゲイン
  • ローカット
  • ミュート

というボタンが用意されています。

ゲインを調節すれば出力音量の調整、ローカットは低周波数の音成分をカットできる機能です。

そしてミュートは、マイクによる録音をひとたび停止できる機能です。

 

ワイヤレスマイク WE10 PRO を使う前に準備

さて、簡単にWE10 PROの使い方を紹介する前に、利用前にやっておきたい準備を紹介します。

 

充電しておく

WE10 PROはUSBタイプCで充電するシステムを採用しています。

WE10 PROのセットには三枝にわかれたタイプCの充電ケーブルが付属されていますので、

  • 受信機2台
  • 送信機1台

を同時にUSBタイプAの端子で充電できるでしょう。

 

電源オンにする

録音する際は送信機と受信機の電源をオンにしておきましょう。

電源ボタンを長押しするとオン・オフできます。

 

SDカードを挿す

各受信機にはmicroSDカードの差し込み口が用意されています。

こちらにSDカードを挿すと、音声をSDカードに直接書き込めるのです。

 

ただし、SDカードを通さずとも録音自体は可能です。

そういった場合、デバイス自体に直接音声ファイルを保存していきます。

ただ、デバイスに直録音しながらもSDカードを挿入しておけば、SDカードとデバイス上という2つの場所に音声を録音できます。

つまりは万全のバックアップ体制をとりながら録音できるメリットがあります。

というわけで、ワイヤレスマイクシステムでは

  1. SDカードに録音する
  2. デバイス自体に録音して保存する

という2通りの利用方法があるのです。

 

ワイヤレスマイク WE10 PRO の使い方

それでは、具体的な使い方を見ていきましょう。

先程も申しましたように、使い方には次の2つがあります。

 

SDカードに録音

まず、受信機に装着したSDカードに直接録音していく方法です。

送信機と受信機に電源を入れた上で、受信機のタブを「REC」に切り替えてください。

すると、挿入したSDカードに録音されるでしょう。

もちろん、録音を終えたいならば先ほどのタブを「STOP」に切り替えればOK。

録音したファイルはもちろん、SDカードに保存されていますので、そのmicroSDカードからその音声ファイルをパソコンに取り出せば、録音のいっちょ出来上がりです。

ちなみに保存形式はWAVを採用しています

 

デバイスに直接録音する

もう1つは、レコーダー機能があるデバイス自体に直接録音する方法です。

例えば、一眼レフカメラ、スマートフォン、パソコンに直接マイクを接続し、デバイス自体に録音してくのです。

わかりやすくいうと、この方法ではワイヤレスマイクを外部接続マイクとして活用するイメージ。

 

デバイスに送信機を装着。

受信機と送信機に電源を入れ、受信機に設置された全指向性のマイク、または受信機に接続したピンマイクで収録していきます。

この場合、先程のように受信機のレコードボタンをオンにする必要はありません。

受信機には電源さえ入っていればいいのです。

 

その際、接続したデバイスで、ワイヤレスマイクを外部マイクとして扱えるように設定しておきましょう。

ちなみに、一眼レフカメラ、

スマートフォンの場合はただ送信機を接続するだけで外部マイクとして使えます。

パソコンの場合、少し設定が必要かもしれません。

わたしが利用中のMacBook Proでは、設定が必要でした。

サウンド設定から出力を「外部マイク」に切り替える必要がありました。

 

なお、この録音方法でもSDカードにも同時に録音できます。

SDカードを挿入した状態で、受信機のタブをレコードに切り替えてやれば、デバイス本体とSDカードに2つ、録音ファイルを生み出せるのです。つまりはバックアップをとれる、ということ。

 

デバイスと送信機の接続はそれ専用のケーブルが付いていますのでご安心ください。

カメラと接続する場合はこちらのらせん状のフープケーブル。

スマートフォンの場合、スマートフォン用のテーブルを活用します。

パソコンの場合もこのスマホ用のケーブルでの接続で問題ありませんでした。

 

ワイヤレスマイクWE10 PROで録音してみた

はい、以上がWE10 PROの使い方でした。

実際にWE10 PROで録音してみました。

録音の条件は

  • ゲイン 0
  • ローカット 170

です。マイクは受信機本体の「全指向マイク」、付属の「ピンマイク」を装着で2パターンずつ検証してみました。

 

SDカードに直接録音した場合

全指向マイク

 

ピンマイク

 

カメラ(α7III)で録音した場合

全指向マイク

 

ピンマイク

 

パソコン(MacBook Pro)で録音した場合

全指向マイク

 

ピンマイク

 

スマホ(Galaxy 7s edge)で録音した場合

全指向マイク

 

ピンマイク

 

うん、なるほど。

実際に録音して判明したのは、

デバイスに直接録音すると音質が下がること。

SDカードを受信機にさし、カードに直録音した方がクリアに収録できると判明しました。

なんというか、ケーブルを介してデバイスに直接録音するとノイズが増加するのです。

 

一応、このセットにはデバイスと接続用のケーブルが付属しています。

デバイスに直接接続し、外部マイクとして活用することもできなくはありません。

が、しかし、音質といった観点からみると、SDカードに直接録音する方法が望ましい、わたしは判断しました。

 

それから、全指向マイクとピンマイクの音声を比較すると、

全指向マイクのほうが断然良い、ということ。

マイクの性能が良いのか知りませんが、音質、音量ともに、受信機本体に備わっている全指向マイクがまさります。

うん、したがって、WE10 PROで録音するならばできるだけピンマイクにせず、受信機を本体で録音するのが良策かと思われますね。

 

ワイヤレスマイクを活用すると、送信機から最大50m離れて録音できます。

有線マイクでは成し遂げられなかった距離感での撮影が可能になります。

ワイヤレスマイクをお探しの方は試してみる価値はあると思いますよ。

 

それでは!

Ken

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